輪's(りんず)主催者のMizuki Naoです。
2022年度も下半期となりました。
11月のスクールの様子をレポートします。
この日は、前回までのプレスクールと同じ
①サドルプッシュ
②スクーティング
③直線スラローム
④8の字スラローム
これに加えて、今回は
⑤並走
⑥ボトルキャッチ
を行ないました。
今回はサイクリングが中心の初心者と、レースやヒルクライムに参加経験がある中級者の方が同時に受講しました。
▲スクーティング 簡単そうに見えますが、初めての人には意外と難しいものです。
▲スタンディングで進む ペダルを漕がずに前輪を動かすと、自転車は前に進みます。
▲並走 2~3人で並走してスラロームを進みますが、なかなか上手くいきません。
今回は、レースで役立つスキルを学びたいという希望があったので、集団内での位置取りに役立つ内容を盛り込んでいます。 並走では、イン側の人は速度をさげて小回りに、アウト側の人は速度をあげて大回りすることでラインをキープして進みます。
真ん中の人は、二人の中間になるように速度を調整し、コース上のどこを走っていても隣の人と同じ間隔を保つようにします。
他者の位置を意識しながら走る練習です。
▲並走 他者の位置を意識して速度を合わせると、きれいに並走できるようになりました。
▲ボトルキャッチ キャッチするボトルの位置をどんどん下げて難易度を上げていきます。
低い位置にあるボトルを取るには、重心を意識して片手でバイクをコントロールする必要があります。
初心者のうちは片手を放すことが難しい場合もありますが、コツを学ぶことで安定した走行ができるようになっていきます。
この日は、地面に置いたボトルを拾うところまで成功した人もいました!
スクールで知る「今の自分」
レース等に参加経験のある方でも、はじめのうちはなかなか上手くできずに苦戦する場面も見られました。
自転車に乗る上で大事な技術でも、公道を走るだけでは身につかないことは多くあります。
これに関連して、参加者の方に事後アンケートでいただいたコメントを一部ご紹介します。
「自転車って「なんとなく」でも乗れてしまうから今日やったようなことを学ぶ機会ってなかなかないですよね。いかに乗れてないか、覚悟はしてたけども改めて実感しました。」
「講師の方々が明るく優しく指導してくださるので参加しやすい良い雰囲気でした。
ただ乗ってれば上達するわけではない、基本的なスキルを知ることが大切というのがよく分かりました。」
「とても実りある練習会でした。スラロームなど公道ではなかなか練習出来ないので、こうした機会でゆっくり走らせられるバイクコントロールを意識することができたのが良かったです。」
スクールに参加することで、今の自分にできること・できないことを知ってもらい、今後に活かしてもらいたいというのが私たち輪'sサポーターの願いです。
理想の自転車乗りの姿
これは私個人の考えではありますが、自転車は「速い(パワーがある)人が上手い人ではない」と思っています。
自転車、特にロードレーサーは速さを追求した乗り物ですから、速いことは大切なことです。
しかし、自転車で公道を走る以上、速いこと以上に大切なことがあります。
私個人の考える理想は、「上手い人は結果的に速い」です。
「上手い」というのは、色々な意味があります。
個人のライディングスキルはどうか。
ルールやマナーを守って安全に走行しているか。
グループライドであればメンバーのことを考えた走りができているか。
レースでは効率よく走り、他者を意識したライン取りができているか。
そんな「上手い」です。
輪'sのスクールでは、そんな「上手い」に近づくお手伝いができればと思っています。
次回のスクールに、プロ選手が参加します
次回は12/11(日)に、2022年度最後のスクールが実施されます。
12月スクールでは、午後のプログラムにさいたまディレーブの古田潤選手にお越しいただくことになりました!
一緒に放課後ライドを走れます。
急なお知らせで申し訳ありません。
スクールの受付を少し延長しましたので、お時間のある方はぜひお越しください。
「上手い」のお手本といえる走りをご覧いただけると思います。
これ以降は、スクールはしばらくお休みとなります。
再開は、早くて2023年の5,6月かと思います。
12/18(日)開催の、別府始さんと行く湘南ライドも、参加者を募集しています。
輪's初のライドイベントとなります。
下見も完了しています。
ぜひご参加ください!
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